SMCU PALACEへ行こう!-3- 暗号資産の購入・送金編
SMアーティストのファンであるみなさんが、一刻も早く、SMCU PALACEにたどり着けるように書き始めたこのブログですが、「SMCU PALACEへ行こう!-1- アカウント登録編」でThe Sandboxの会員アカウントを取得するところまで行きました。今日はその続きから書いていきます。
もし、-1-の記事をご覧になってない方がいらっしゃいましたら、先に-1-の記事からご覧ください。
ネット上には、The Sandboxのの始め方を紹介しているサイトがたくさんありますが、ボクセルアート(レゴのように箱をく合わせて作るアート)の作成とかLAND(土地)購入とかの説明もあります。しかし、今の我々には必要ありませんよね?推しに近づく方法にまっしぐらに進みたいと思います。
SMCU PALACEで目的を果たすためにやらなきゃいけないことの流れは以下の通りです。
1. MetaMaskのセットアップ
2. SANDトークンの追加
3. The Sandboxの会員アカウントを取得(前回はここまで説明しました。)
4. 暗号資産取引所の口座開設
5. 暗号資産口座への現金送金
6. SANDの購入
7. ETHの購入
8. MetaMaskにETH送金
9. MetaMaskにSAND送金
10. MetaMaskにポリゴンネットワーク追加
11. The SandboxでSAND→mSANDへブリッジ
さあ、それでは始めて行きましょう。
前回でThe Sandboxで、プレイできるようにはなりました。しかし、肝心のことがまだです。それは、私たちは見物人ではないということです。The Sandboxの会員になる理由は、推しのアーティスト関連のNFTをGETすることが最終目的ですから、資金の準備をしなければなりません。
ここからは、資金の準備(手配)の流れになります。
ここで言う資金とは、円とかウォンではなく、暗号資産(旧仮想通貨)の話です。The Sandboxの世界では、現金もクレジットカードも使えません。使えるのはmSAND(ポリゴンネットワーク)という暗号資産だけなんです。よく聞くビットコインではありません。
ところが、困ったことに、mSANDは簡単には買えません。また、国内では買えず海外の暗号資産取引所で買わないといけないのですが、それがまた・・・
暗号資産関係は詐欺とかに合うリスクも高く、海外で取引するのは怖いですよね?
そこで、ほとんど日本語でできて、できるだけ日本の信頼できる会社を利用して、出来るだけ簡単に目的(mSAND保有)にたどり着ける方法をご説明します。但し、自力で頑張って調達する方法より、コストが多少かかります。つまり、両替や送金過程で目減りする金額が少し多くなります。
ネットで調べるといろいろな方法が出てくるのですが、複雑な方法が多く、私自身もとてもとても安全にやり遂げる自信はありません。そんな方法を皆さんにお勧めできないので、この方法をお勧めします。
4.暗号資産取引所の口座開設
暗号資産を購入するには、一般的に暗号資産取引所と呼ばれるところで、購入しなければなりません。そして、海外の法人と日本の法人もあります。しかし、不慣れな我々が海外の法人を使うのは不安がありますよね?私も不安しかありませんでした。
そこで、日本国内の暗号資産取引所に口座を開設することからはじめます。何となく聞いたことのある会社から初めて聞く会社まで、10社以上もあるのですが、私はCoincheck(コインチェック)をお勧めします。
私がお勧めする最大の理由は、日本でSAND(イーサトリアムネットワーク)を購入できる唯一の会社だからです。SANDを購入できると、1回取引回数を減らせるから、その分簡単になります。
普通は、SANDを買うために1回別の暗号資産を買って、それをSANDにスワップ(両替)しなければいけないからです。暗号資産は、刻々と価格が変化するので、初心者には(いや慣れてても)買うタイミング難しく、それを2回もやりたくないからです。株やFXをやられたことがある方なら意味がよくわかるでしょう。
最後に、口座開設の前に注意を1つ。本人確認は必ずスマホ(タブレット)で手続きしましょう。スマホでは「かんたん本人確認」という方法があって、スマホで手続きを完結出来ます。
PCで手続きをする場合は、最初のメール登録の時にGmailなどのスマホでも開けるアドレスにしておくと、本人確認の段階でスマホに切り替えて「かんたん本人確認」で済ます方法があります。但し、タイミングを間違えると後日送られてくるハガキに記入し、返信が受理されるまで口座開設が完了しませんので、次のステップまで一週間ほどかかってしまいます。スマホの方が安心ですよね。
そのために、今、PCでこのブログを開いているかたは、ご面倒ですが必ずスマホかタブレットで開き直してください。今スマホで開いている方はそのままで大丈夫です。
次に、Coincheckのアプリをインストールしておきましょう。まだ、アプリを開く必要はありません。PCで登録作業を行う場合でもアプリはダウンロードしておきましょう。
iOSの方・・・・・App Store
Androidの方 ・・・Google Play ストア
Coincheckの会員登録ですが、このアプリから登録手続きを進めてください。
以下の手順は、Coincheckの公式FAQをご覧ください。
iOSの方・・・・・https://faq.coincheck.com/s/?language=ja
Androidの方 ・・・https://faq.coincheck.com/s/article/manual5?language=ja
5.暗号資産口座への現金送金
口座が開設出来たら、Coincheckに日本円を送金します。
(送金方法)
銀行振込
コンビニ入金
クイック入金
送金方法は、3つありますが、現実的には銀行振込が良いかなと思います。
銀行振込以外は、送金手数料が高いのと7日間の資金移動拘束が発生するからです。銀行振込はいつも使っている銀行からなら月に何回か振込手数料が無料になるサービスがあるはずです(お使いの銀行のルールをご確認ください。)から、それを使えば無料になります。私の場合も、銀行の無料振込サービスで振込手数料無料で送金できました。
さて、いくら入金するかですが、それは個人の自由です。がしかし、これだけは理解しておいてください。それは、MetaMaskに送金する時に送金手数料がかかります。この送金手数料も暗号資産で払うことになりますので、その分も想定して多めに用意しなければいけないことをご理解ください。細かい規定があるのですが、私は読んでも理解できませんでした。送金額によって変わるようなことが書いてありましたが、私は下記の基本料金でした。大金でない限り基本料金でいけるようです。
(送金手数料)
ETH・・・・0.005 ETH
SAND・・・21 SAND
先ほど、入金額は個人の自由と書きましたが、SMさんのグッズの値段を考えると1アイテム1万円以下だと考えられるので、最低でも1万円分以上のSANDは持っておきたいところです。+21 SAND(MetaMaskへの送金手数料)もお忘れなく。
そして、ETHはMetaMask内でいろいろなことをする時の手数料の支払いに使いますので、とりあえず5,000円分ほど用意しておいた方がよいでしょう。+0.005 ETH(MetaMaskへの送金手数料)もお忘れなく。
そうすると、最低でも2万円くらいは入金した方が良さそうですね。もちろん、NFTを買い込む気満々なら、もっと多くてもいいですね。ちなみに私は、SAND13万円分、ETH1.5万円分で14.5万円分入金しました。すぐに、SANDを使う予定があったからです。でも、何かのNFTのセールがあればすぐに動けるようにという準備なら、2~3万円で十分だと思います。今回、口座を開設して、一連の流れを体験しておけば、後は必要になってから追加入金でも間に合いますから。2万円ならSAND1.5万円分、ETH5千円分くらいの割り振りでしょうか。
話がそれてしまいました。でも、大事なことなので先に書きました。では手順に戻します。
6.SANDの購入
さあ、いよいよSAND(イーサリアムネットワーク)の購入です。スマホにMetaMaskのアプリもインストールしておけばCoincheckアプリでできますし、逆にPCでCoincheckにログインすれば、PCでもできます。どちらでも構いませんが、私は、画面が大きい方が見やすいのでPCでやっています。どうせ、このあと、the Sandboxを開くのであれば、PCじゃなきゃできせんしね。
暗号資産取引所での暗号通貨の購入は、大きく分けて販売所と取引所2つの方法があります。(ややこしいですね)厳密に言えば、同じ会社が暗号資産取引所と暗号資産販売所の2つを開設しているということです。Coincheckにも2つあって、1つの口座で両方使えます。
暗号資産取引所(以下、取引所と呼びます)は、今回使いませんので省略します。
暗号資産販売所(以下、販売所と呼びます)は、運営会社が間に入って値段を決めてその値段で売買してくれる方式です。円⇔ウォンに交換する時の銀行や交換所のシステムと同じです。初心者にはこの方法の方がわかりやすいですね。但し、仲立ちしてくれる販売所がスプレッドという手数料(というかリスク負担料)を取りますので相場値に手数料を上乗せした値段で売ってくれるのでその分割高になります。金の売買なんかと同じ方式ですね。スプレッドは、相場変動リスクと利益など販売所運営に必要な費用なので仕方がないですね。
Coincheckでは、取引所ではSANDを取り扱っていません。従って、SANDは否応なく販売所での購入となります。
PCでは、ログイン後、左側のメニューから総資産をクリックすると、「マイコイン」の欄のSANDにカーソルを合わせ購入をクリックするとの購入画面に切り替わります。
スマホではCoincheckのサイトを開くとまず出てくるのが、Coincheckの販売所で取り扱っている暗号資産の相場値です。下にスクロールするとSANDが出てきますので、SANDの文字をタップすると購入画面に切り替わります。
さあ、ここからが緊張する時間ですよ。
画面が切り替って、デフォルトでSANDの前に数字が表示されていれば、現在の資金で買える上限数量が表示されています。そのまま購入ボタンを押すと全額SANDを買ってしまってETHの購入資金がなくなるので注意です。一番下に表示されるのは、購入額の円換算です。
さて、必要なSANDの数量を変更します。数字を書き換えて円換算1.5万円くらいになるように調整すれば良いでしょう。但し、相場は刻々と変化し、それによって販売単価も変化しますので、よく見て「購入する」ボタンを押してください。
レートが相場価格+手数料(スプレッド)込の金額です。相場は結構動きます。「損をしたくない」という思いが強すぎるとず~っと画面を見続けていつまでも購入できません。どこかで勇気をもって見切りを付ける必要があります。株やFXと同じですね。単価或は購入総額がいくらを下回ったら買うと自分で決めておいた方が良いと思います。
個人的には、時間単位では余程大量に買わない限り大きな差はない(待っている自分の時間の方が高い)ので、あまり気にしません。ただ、日単位で考えると結構動くので、時間的に余裕があれば待つのも手だと思います。ただ、株やFXの経験があって、ある程度相場が読めればの話ですが。
購入ボタンを押して数分待つと処理が終了し、資産にSANDが表示されます。この数分が結構心配ですね。すごく長く感じます。処理中となっていれば、ハラハラドキドキするのを止めた方がいいですね。もうどうにもなりませんから。
7.ETHの購入
SANDが買えたら、次はETHです。今度はETHの購入をクリック(タップ)します。
後は、同様にETHの購入ですが、残金が5,000円程度なら今度は残額全部買ってしまいますので、数字は変更することなく購入ボタンでOKです。金額も小さいので相場を気にすることもないでしょう。すぐでOKです。
これで、SANDとETHが買えました。
8.MetaMaskにETH送金
次は、MetaMaskへの送金です。
これもSANDとETHを別々に送金する必要があります。まずは、保有金額の少ないからETHから。ここからの暗号資産移動(送金、スワップ、ブリッジなど)では、すべて自己責任となり失敗は許されません。その瞬間あなたの資産は、霧となって消えてしまうのです。なので、最初は金額の少ない方から送金しましょう。1文字間違えただけでも霧になってしまい、誰も補償してくれませんので、緊張感MAXです。
送金は、「暗号資産の送金」をクリック(タップ)すると送金情報の入力画面になります。
まずは、CoincheckのFAQを見てみましょう。
https://faq.coincheck.com/s/article/30209?language=ja
ある程度理解できたでしょうか?
説明画像は、パソコンでの操作画面です。スマホの場合は、中央の部分だけだと思います。
それでは、「送金する通貨」で「Ehereum」を選びます。
次に、「送金先」ですが、このままでは入力できません。登録が必要です。「登録/編集」をクリックします。
次に、「新規登録」をクリックします。
送金先(MetaMaskの自分のイーサリアムネットワークのアドレス)を登録します。
もう一度、「送金する通貨」で「Ehereum」を選びます。
次にアドレスですが、これが一番重要です。1文字でも間違えればあなたの暗号資産は知らない誰かに送られるか霧になり、どちらにしても失なってしまいます。
ここで、MetaMaskを開き、イーサリウムネットワークになっていることを確認して、自分のアドレスをコピーします。
自分のニックネーム(変更していなければAccount1)の下にある英数字の羅列(これがネットワーク上のアドレスです。)の下をクリックするとコピーされますので、それを先ほどのCoincheckの送金先のアドレス欄に貼り付けます。念のため、間違いがないか確認してください。
あとは、FAQのとおりに記入し「追加する」をクリックします。
これで登録完了しましたので、先ほどの送金先の欄の選択肢が表示され、今登録した送金先が選べるようになります。
あとは、送金目的を選び、送金額を入力します。「全額入力する」をクリックすれば、手数料分を差し引いた全額が入力されます。これで、「次へ」をクリックして間違いなければ、送金します。自己責任となりますので、くれぐれも確認は入念にお願いします。
しばらくすると入金完了に変わります。
この段階でMetaMaskの方も確認すると、ETHが入金されているはずです。
どうですか?無事に送金出来ましたか?
9.MetaMaskにSAND送金
次は、SANDの送金です。
やり方は全く同じですが、先ほどETHの時は「Ehereum」を選択しましたが、今回は「SAND」を選択します。
送金先の登録でも同様に「SAND」を選択して登録します。
あとは、同じ方法で送金します。
これで、SANDも送金出来ました。
10.MetaMaskにポリゴンネットワーク追加
次は、SAND→mSANDへブリッジするための準備作業として、MetaMaskにポリゴンネットワーク追加を追加します。
ここで、また、おもち先生にご登場いただきます
本当におもち先生は、親切丁寧、しかもわかりやすい!頭が下がります。
11.The SandboxでSAND→mSANDへブリッジ
いよいよ最後の手順、SAND→mSANDへブリッジです。
用語の話ですが、同じネットワーク内で違うトークンに交換することをスワップ、同じトークンを違うネットワークに移動させることをブリッジと言うそうです。今度は、同じSANDだけれど、イーサリアムネットワークからポリゴンネットワークに移動させます。
これには、MetaMask内でやる方法もありますが、The Sandbox内でやる方がはるかに楽なので今回は、そっちでやります。この方法だと、わずかだけどMATICももらえます。MATICは、ポリゴンネットワークのから送金、交換、ブリッジ等を行う時の手数料を払うトークンとなります。NFTを買ってmSANDで支払う時、送金手数料をMATICで払うことになります。
さて、まずは、The Sandboxにログインし、右上にある自分のアカウントをクリックして現れるプルダウンメニューから「Bridge」を選択します。
そうするとブリッジの画面に行きます。
MY balanceの下がウォレットの中身です。
左がイーサリアムネットワークの方で、右がポリゴンネットワークの方です。
私のウォレットのイーサリアムネットワークには、SANDが1つも残っていない(オレンジ色の方)ので0.00SANDと表示されていますが、ここに残高があるとその隣の楕円の部分が濃い水色のボタンになります。ここが、ブリッジボタンので、そこを押します。
そうすると、右側にポップアップでブリッジする画面が出てきます。ここでブリッジするSANDの数量を入力します。全額ブリッジする場合は、「MAX」のボタンを押すと全額入ります。我々は残しておいても他に使い道がないので、全額でよいのではないでしょうか?数字が入れば最下部の楕円の部分が水色に変わりますので押します。
そうすると、MetaMaskの画面に切り替わりますので、署名します。
最後に、ガス代を表示する画面になりますので、「確認」を押すと手続き完了です。この時、ガス代(手数料)がイーサリアムネットワークのETHから引かれます。
この車の画面が出れば完了です。手続き時間は、大体30分ほどです。
最下部の水色のボタンを押して元の画面にもどります。30分間待ちきれない人は、ポリゴンネットワークの残高の上に「トランザクションの履歴」というところがありますので、そこをクリックすると、手続き中であることがわかります。
イーサリアムのSANDが0になって、ポリゴンのSAND(mSAND)も0のままだから不安になりますよね?私の時は。きっちり30分で表示が変わりました。
さて、ガス代の説明が必要です。ガス代は、ネットワークの運営維持費のようなものです。ネットワークで暗号資産を動かす(送金、スワップ、ブリッジなど)と発生します。金額の多寡によって、またその時のネットワークの混雑具合によって刻々と変化します。処理する順番を入札で決めるみたいな方式になっており、ガス代を一杯払えば優先的に、少なくするとどんどん後回しにされます。だから、混んでいるほど高くなるというわけです。でも、私はガス代はあまり気にしません。2万円程度の少額送金では数十円~200円程度の差なので気にする必要はないと思います。
さらに詳しく知りたい方は、ネットで検索してください。「ガス代を安くする」で検索するとよいと思います。
では、今日はここまで。
もう、明日ですね。みなさん、頑張って!
0コメント